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カングーの下取り・買取額
みんなのカングーの思い出
◆ヨンさん(型式:ABA-KCK4M)
平成16年式のルノーカングーに乗っていました。
ボディーはイエローだったのですがミツバチみたいなルックスで最高に可愛かったです。
日本車のありきたりなミニバンではなく、ちょっとオシャレなミニバンを探していて、一目惚れして購入しました。
両側がスライドドアですが、電動ではなく手動です。
内装はシンプルですが、座席の上部に飛行機の物入れのような収納がついており、出し入れしやすくそこが意外と使い勝手が良かったです。
右ハンドル車を購入したのですが、方向指示器とワイパーのレバーの左右が日本車と逆(方向指示器が左でワイパーが右)で、
さらに方向指示器の上下も日本車と逆(下に下げると左折、上にあげると右折)でした。
これがなかなか慣れなくて、ウィンカーを出そうとしてワイパーを動かしてしまうことがよくありました。
ウィンカーの左右を間違えてないかいつも心配でした。
走りは可もなく不可もなく、普通に走ってくれます。ガソリンはハイオクです。
困ったことは、ディーラーがあまりないことと、部品などのほとんどがフランスからの取り寄せになるため、
時間とお金がかかること、予想外な箇所が突然故障してしまうことです。
バッテリーひとつとっても、交換時取り寄せに一週間かかる上に5万円ほどしました。
また、ある時突然バッテリーが上がってしまい、他の車から充電してもらってもすぐまた上がるということがあり、
1日に2回もロードサービスを呼んだのですが、2回目に呼んだロードサービスの人が何かおかしい!と気づき、
よく調べてもらったところオルタネーター(発電機)が故障して作動していない、ということがありました。
つまりバッテリーに入ってる分の電気を使いきったらもう走れないということです。
焦ってディーラーまで向かいましたが、あとひとつ曲がればディーラーに着く、という交差点で力尽きてしまいました。
ディーラーさんからバッテリーを持ってきてもらい、その場でバッテリーを入れ替え、なんとかディーラーに入庫しました。
そんなトラブルが多かったルノーカングーですが、それを補って余りある、国産車には真似できないユニークさを持った、楽しい車でした。