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みんなのソレントの思い出

◆シャリマーさん(型式:不明)

今から10年前ほど前に乗っていた車です。
私にとっては初めての4WDの車でした。
私はヨーロッパに住んでいるのですが、当時は4WDの人気が急上昇し始めたころ。
かっこいいデザインと魅力的な価格に惹かれて、ファミリーカーとして購入することにしました。
とても大きな自動車なので、最初はこわごわと運転していたのですが、慣れると、安定性の良さにすっかり慣れてしまって、
自分用に持っていた小さい車はほとんど乗ることが無くなってしまいました。

その当時、子供たちがまだ小学校に通っていました。
フィギュアスケートを習っていたので、練習に行く時は大荷物。
試合で遠征するときなどは、旅行かばんもプラスしなければならないので、荷物は増える一方でしたが、
ソレントのトランクはすごく容量が大きいので、いつも楽々ものを運ぶことができました。
自動車の中は、それはそれは広くて、子供たちはまるでソファに座っているようだと言って喜んでいました。
そして、おやつをそこで食べるので、せっかくのレザーのシートがいつもゴミだらけで、夫に怒られっぱなしでした。
後部座席の座り心地はとても気持ちよかったようで、子供たちはいつも眠りこけていました。

この車でヨーロッパを10日間かけて旅行したのは、特に心に残る思い出です。
イタリアからスイスを抜け、ドイツに入り、そのまま北上してデンマークまで行き、
帰りはチェコ共和国のプラハ、オーストリアのザルツブルクなどに寄ってきました。
ロードトリップというのが初めてだったので、どんなものか想像つかずに出発したのですが、
ヨーロッパは道がよく整備されていることがわかり、自動車の旅が快適なこと。
そして、自動車でどこにでも行けるんだなあと感心しました。
ドイツではみんな150Km以上でバンバン走っていたのには驚きました。
夫と交代しながら運転しましたが、イタリアでは130Kmが限度なので、2人ともそれ以上は出さないように気を付けました。

ソレントはとても乗り心地の良い車でしたが、燃費はそれほどよくなかったですね。

私たちはちょっとした丘の上に住んでいたのですが、ある朝地面が前夜降った雪のために凍結していたんですね。
その道路を降りないと学校へ行けないので、子供たちを車で学校まで送って行こうとしたのです。
4WDのギアに入れればこのくらいの凍結なら大丈夫と思っていたのですが、帰りの上りの坂道で少し滑ってしまい、ヒヤッとしました。
これは運転の腕のせいでもあるのかもしれませんが、、、、。
せっかく買った4WDの自動車ですが、町住まいの私は、4WDギアをほとんど使うことがありませんでした。
もし道の悪い場所に住んでいれば、ソレントはもっと活躍したでしょうね。

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