みんなのYRVの思い出

◆桜井さん（型式：TA-M201G）

以前にダイハツのYRVという車に乗っていました。
郷ひろみさんが「GO～GO～GO～」とCMをやっていて，車の外見が気に入り欲しくなりました。
今の妻と結婚する前に「この車が欲しい」と行って買ってもらったのですが、今思うとヒモの様な事をしてたな～と考えてしまいます。
当時は「買ってもらえるものは買ってもらおう」ぐらいにしか思っておらず，
妻も「欲しいなら買ってやろう」ぐらいの気持ちだったようで、変わったカップルだった事は間違いありません。

こんな特殊な思い出から語ってしまいましたが、肝心の性能は最初だけ満足でした。
1300ccターボのエンジンはとても元気に走り比較的加速力もある方だったと思います。
当時では珍しくハンドルにシフトチェンジボタンが付いていて，峠を走るときなどレーシングカーの雰囲気を楽しめたのですが、
スポーツよりに足回りが設定されているためか，彼女や友人からは乗り心地が悪いと何度も言われました。
1300ccターボのエンジンにしては意外と燃費が良く街乗りでも大体1L10kmは走ってくれて経済的でした。

ただ、新車で買って1年以内に3回修理に出し、1度出すたびに1週間ほど帰って来なくてとてもイライラしました。
1回目はメーカーのリコールで納車されてから3週間ほどで連絡が入り、新車を買って1番楽しい時に工場へ預けることになり嫌な思いをしました。
2回目は半年ほどすぎて友達と遠出していた時に，前輪のブレーキ部分から異音がし原因がわからないままディーラーに持っていきました。
せっかく友人と楽しいドライブをしていた時だったですし、まだ先の予定も立てていたのでキャンセルして戻ってくることになったのが辛かったです。
結局ディーラーからははっきりとした説明がなく，でも異音は消えて帰ってきました。
3回目は10ヶ月ほど経ったときでしょうか、洗車をしているとリアゲートの樹脂パーツの塗装が剥げているのを見つけ、ディーラーに問い合わせたところまた工場入りでした。
お決まりの原因不明でパーツ交換され戻ってきましたが，部品を取り寄せるのに1週間ほどかかり待たされました。

結局4年乗ったのですが，良くなって言ったのはダイハツのショールームがカフェっぽくきれいになったことだけで，
車は定期的に不具合が生じ何度も工場へ預けてるうちにダイハツと言うメーカーを信用できなくなりそれ以来お付き合いはありません。