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みんなのパオの思い出

◆ゆんさん(型式:E-PK10)

2006~2009年ごろまで1989年産の日産PAOに乗っていました。
古い車ですが、走行距離2万キロちょっとという程度のよい中古車が奇跡的に見つかり、75万円ほどで購入しました。
ボディーカラーはオリーブグレー、ガンダムに出てくるザクのような色で、とても気にいっていました。
ゴムパッキンやミラーのプラスチック部分は経年劣化していましたが、
ボディーはフッ素塗装がしてあるらしくピカピカで、とても20年以上前の車とは思えませんでした。
内装は、ボディーカラーをベーかスにハンドルと各種スイッチがホワイトで、レトロに仕上げてありセンスが良かったです。

クーラーがついていなく、鍵と窓の開閉は手動だったので、最近の便利な車に慣れた身にはやはり不便でした。
オーディオはラジオとラジカセだったので、取り外してストラーダのHDDのカーナビを無理矢理取り付けました。
かなり下の位置に付けることになり、見にくかったです。

エンジンは初代のマーチと同じ物を使っていて、走りは頼りなかったです。
しかし高速などで走ると、フォォーンといういかにもがんばってます!というような音がして、なんだか憎めなかったですね。
軽自動車にどんどん抜かされていきましたけどね。

購入してしばらくたったころ、雨の日の次の日に助手席に水たまりができておりびっくりしたことがあります。
フロントガラスの境い目のゴム部分が経年劣化してそこから水が流れて入ってきているようでした。
修理にはそこそこお金がかかりましたが、結局乗っている間修理したのはそれだけでした。

困ったところ、不便なところがたくさんあるPAOでしたが、それを、補ってあまりあるほど唯一無二の車だったと思います。
バブル期ならでは、日産の遊び心がたくさんつまった車でした。
今はもうああいった車はどこのメーカーも作らなくなってしまいましたね。

この車で海までドライブによく行きました。
キャンバストップ仕様になっていたので、開放して走ると風がとても気持ち良かったことを思い出します。

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