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フェアレディZの下取り・買取額
みんなのフェアレディZの思い出
◆世紀さん(型式:Z33)
私の愛車は日産フェアレディZのZ33型です。
フェアレディZの良い所としては発売当時がスポーツカー冬の時代だったので、
国産車でV型6気筒3500ccという大排気量エンジンを積んだ本格的なスポーツカーとしては唯一の存在で、
初代モデルから引き継がれているロングノーズ・ショートデッキのプロポーションが美しくフェアレディZらしさを強調しています。
また、内装もインパネ上部中央の3連メーターも初代モデルを意識したものとなっていて、
オレンジ色の皮シートと黒のインパネのコントラストがスポーツカーだということを主張しています。
また、Z32型と比較してZ33型はエンジンがツインターボからノンターボへと変更されており
ターボ特有の急激なパワーの盛り上がりは失いましたが、極低回転から高回転までスムーズにエンジンが回りますし、
エンジンの回転数の上昇と共に加速するので扱いやすくなった点は良かったと思います。
フェアレディZの不満を感じる点はエンジンがミニバンのエルグランドと共通だったので、
スポーツカー向きに調整しているとはいえフェアレディZの特別感が少なく残念に感じました。
あと、スポーツカーなのでラゲッジルームの広さを指摘するのは間違っているとは思いますが、
面積は広いのですが深さが少なく大きな荷物が載せ難く、リアのタワーバーが邪魔に感じました。
また、2人乗りなので荷物を置くスペースが少なく、先代モデルのように4人乗りの2by2の設定も欲しかったですね。
フェアレディZは私の最初の愛車だったので様々な場所に走りに行きました。
高速道路はフェアレディZの独壇場となっていて300km位を一気に走りましたが、
余裕溢れるエンジンと高剛性なボディのおかげで全く疲れるような事は無く、
同じ距離をミニバンで走ると「もう走りたくない」と感じるのに、フェアレディZの場合は「まだまだ走り足りない」と感じたのは驚きました。
家族が増えたことがきっかけとなり手放しましたが、また乗りたいと思うクルマですね。