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シルビアの下取り・買取額
みんなのシルビアの思い出
◆シルバさん(型式:S14)
シルビアを購入する前には特にシルビアが欲しいというわけではありませんでした。
ちょうど30代になったころで、自動車の運転にも慣れ、そして運転に自信ができてきたころで、
このあたりでスポーツカーを購入してみたいと思ったからです。
それでもあまりスポーツカーを前面に押し出した車ではなく、都会的なスマートな感じのスポーツカーが欲しかったということになるでしょうか。
そこで、シルビアも有力な候補として挙がったのですが、もう一台ホンダのプレリュードが有力な候補としてありました。
はっきり言ってどちらでもよかったというのが本音でありましたが、
シルビアに決めたのはシルビアの前に乗っていたのがブルーバードというニッサンの車であったことと、
ニッサンの営業担当が価格的にかなり良い条件を提示してきたことが要因でした。
スポーツカーはあまり長持ちするような感じでないという感覚があったので自分ではあまり長期間に乗ることはなりだろうと思っていましたが、
自分の好みにあったのか、15年間もシルビアと付き合いをすることになったのです。
総走行距離も16万キロも走りました。ほんとによく走ってくれたと思います。
シルビアの良かったところはやはりスポーティな走りを楽しめたところでした。
特にワインディングロードを走るようなときには車の楽しさやドライブの楽しさを満喫できたといっていいでしょう。
シルビアに乗っている間は休みにはよく山道を走りに行ったものでした。
走ることによってかなりストレスの解消にもつながったと思います。
悪かったところもたくさんありました。
まずツードアが人を乗せるのに不便で5人乗りでしたが事実上2人乗りでした。
それに車体が大きく3ナンバーであることも駐車料金や駐車場所にちょっと困ることもありました。
ハイオクガソリン仕様であるので通常よりもコストもかかりました。
それでも、長い間シルビアと付き合いができたのは悪かったところも含めてこの車が大好きだったといえるかもしれません。
◆小木さん(型式:S15)
中学生のころから「将来、私の乗る自動車」と思い続け、学校を卒業後初めて購入したのが日産シルビアでした。
中学3年生の夏休み新聞のテレビ欄の下に日産シルビア車両本体価格155万円という広告が載っていたことが今でも忘れられません。
その当時、お小遣いを使わずに貯めていたので4万円ほど持っていました。
子供だったので4万円と155万円の差が解らなかったのでしょうか、このままお小遣いを貯めたら自動車が購入できると思ってしまったのです。
そんな思いのまま高校、大学と時は過ぎ、就職をすることになりました。
その時には155万円の大きさが理解できシルビアを購入することは諦めようと思い、軽自動車の購入を考えました。
しかし、やはり諦められず日産のディーラーへ行きシルビアを試乗させてもらいました。
初めてシルビアを触り、初めて6速の間にMT車に乗り、初めてシルビアを運転しました。
中学生の時に欲しかったS13ではなかったのですが、シルビアというだけで私の胸は高鳴りました。
よって、興奮が抑えきれず親ローンでS15を購入しました。
日々、自動車を運転することが楽しく、会社への出退勤もしばらくは楽しかったです。
友人・知人からは「自動車が好きなんだね」とか「走り屋になりたいの?」とか言われたのですが、
私は中学生の時からの夢が叶っただけで大満足でした。
シルビア購入から2年は月に1度は洗車。3か月に1度はオイル交換。とても大切にしていました。
そして、そんな自動車に乗っているにもかかわらず、特に改造することもなく全て純正のパーツを使用していました。
時間が経つにつれて、自動車は動けば良いと思うようになっていき、
中学生からの夢も叶ってしまい、自動車にはあまり執着しないようになってしまいました。
今ではトラックのような自動車が欲しくなっています。
年齢とともに、ビジュアルよりも実用性を求めるようになってきました。
年齢とともにクーペに乗っていることも少々恥ずかしくなってきています。