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自動車の燃費を向上させるためのガソリンの入れ方
自動車の燃費は車種や排気量、その他さまざまな要因によって異なります。
エンジンの大きさ、つまり排気量の値によって最も影響されます。
純粋なガソリン車の場合、排気量が多いほど、燃費は悪くなります。
純粋にガソリンのみを燃料としている自動車の燃費について、自分が実行している燃費向上法をご紹介します。
まず、車体の重量が重いほど、燃費は悪くなります。
例えば、同じ2000㏄の排気量を持つ、6人乗りワゴン車と、4人乗り乗用車を比較すると、
乗用車の方が車体が軽いので、燃費は良くなります。
自分の所有している自動車は、2000㏄の6人乗りワゴン車です。
ただ、ほとんど後部座席を使用しないので、後部座席を取り外しました。
座席が無くなった分、車体が軽くなるので、燃費が向上しました。
1リットルあたり10キロだったのが、座席を外した事で、1リットルあたり、12キロ位走行可能になりました。
次に、燃料の入れ方について工夫しました。
燃料タンクは満タンにするべきかしないべきかという点で、意見が分かれるのですが、
自分は、燃料タンクを常に満タンに近い状態にしておいた方が、燃費が良くなると思います。
燃料タンクを、満タンにした状態では、タンク上部の空洞の部分が狭くなります。
つまり、気体状態のガソリンの占める体積が少なくなるわけです。
燃料タンクに入っているガソリンが少量の場合、燃料タンクの空洞の体積が増えますので、
ガソリンが気化しやすくなります。(液体状態のガソリンの量が減少します)
結果的には、燃料タンクが、満タンに近い状態の方が、
液体状態のガソリンを気化させにくくできると考えられます。(気体になる空間が無いため)
つまり、液体状態のガソリンを長い間保には、
こまめに給油を行って、燃料タンクの空洞を少なくする事が重要だと考えられます。
この方法で、ガソリンの気化を防ぐ事ができますので、理論上は、燃費が上昇するはずです。
自分は常に、満タンに近い状態にしているため、
燃費が向上したかどうかを確認する事ができないのですが、自分はこちらの方が燃費が良いと考えています。
さらに、自分が満タンを保っておくにはもう一つ理由があります。
燃料タンクの下部には、どうしてもガソリンの「おり」(粘りの強いかたまりのような物)が溜まります。
これはタンククリーナー等を用いても同じです。
重力により、おりや不純物は下の方にたまりますので、
燃料タンクの下部のガソリンは、おりや不純物が多く含まれてしまうのです。
燃料タンク内の少量のガソリンを燃やすという事は、
(満タンの場合に比べ)不純物が多いガソリンを燃やす事になります。
それが、燃費の悪さにつながると考えています。
以上の事から、自分は、燃費向上の為に、常に満タンに燃料を入れています。