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最も安い燃費向上テクニック
一時期のガソリン代の高騰から現在は若干落ち着いてきましたが、
それでも高騰期前に比べれば高い水準で推移しております。
家庭環境や必要性、何より燃費の問題で車を手放す人も増えている状況の中、
なんとか維持していきたいと思っている方にはなるべくお金をかけずに燃費を向上させるテクニックを紹介させていただきたいと思います。
まず一つ目はアクセルワーク。
アクセルを踏めばガソリンがエンジンに伝わり、それで動力になる。
当たり前のことですが、これを改善するだけで燃費は大幅に向上します。
たとえば筆者の場合、これを意識的に行った事におり、満タンの状態でおよそ50キロメートルの差はでました。
やることは一つ。今までアクセルペダルを何気なく踏んでいたところを、意識して軽く踏むようにする。それだけです。
今の車は軽くアクセルを踏むだけで前に進みますので、問題ありません。
感覚的に言えば踏むと言うよりも足を置くと言ったほうが正しいでしょうか。
軽く置くだけじゃ、加速しないし、回りに迷惑だとう人もいるでしょうが、
通常街中で使用する場面で車が加速し続ける必要はほとんどありません。
加速し続ければ事故の元でもあるので、加速はゆっくりとが大原則です。
そして下り坂ではアクセルは使用しない、というのも一つです。
下り坂は重力にしたがって自然に車は加速していくのでアクセルは必要ありません。
皆さん下り坂ではアクセル使用していないよという人が多いのでしょうが、
実際にアクセルペダルから脚を離している人はどれだけいますか?軽く置くだけでもガソリンは消費されているのです。
下り坂ではアクセルペダルに足を載せないようにしましょう。
そして二つ目はルート選び。
一般的に車は上り坂で多くガソリンを消費し、下りでは消費量が減ります。
その事から判るとおり、上り坂を避けて走れば燃費は向上します。
筆者の個人的感覚ですが、東京→京都間でアップダウンの多い中央高速(高井戸IC~京都東499キロメートル)と
東名高速道路(東京IC~京都東433キロメートル)の場合、
同じ満タン状態から走り出して大よそ120キロメートルもの差が出ました。
満タンを60ℓとすると、リッター2キロメートルの差です。
何かお金をかけて燃費向上するのも効果が直ぐに出て良いかもしれませんが、
ちょっとした気遣いだけで燃費を向上させるのも、試してみてはいかがですか。