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燃費が悪化する原因はさまざまで、急加速や急減速を避けたり、
アイドリング時間を減らしたりという運転方法による対策は無料で今すぐできるので取り入れています。
しかし、分かってはいてもついつい急いでアクセルを踏みすぎたり、
寒い時期などには暖気運転が増えてしまったり、なかなか思うような効果が出ませんでした。

 

そこで取り入れてみたのが、カー用品店などで購入できる「燃費マネージャー」というパーツ。
いわゆる燃費計というもので、最近の車なら純正で搭載されている車種もあります。
信頼のおける、つまりまぁまぁいい値段がするパーツなら、瞬間燃費と平均燃費を同時に表示する機能が備わっていますので、
リアルタイムで数値を見ながら運転することができるのです。

 

燃費計自体が燃費を改善してくれるわけでないですが、数値を実際に見ることができるのは意外に大きな効果がありました。
瞬間燃費が悪くなってしまっていたら、おっといけない気を付けなきゃ、となったり、
平均燃費を伸ばしてやるにはどう運転すればいいだろう、などと低燃費走行実現への意欲が高まるからです。
実際に私はこの方法で、平均燃費が2km/ℓほど改善しました。

 

もちろん燃費計を取り付けても、低燃費走行のやり方を知らなければ役に立ちません。自分自身の運転方法を改めることがまず一番の対策になります。

 

燃費向上を実現するには、必要以上にアクセルを踏みすぎないこと、
走行速度を極端に上げ下げしないこと、無駄なブレーキを踏まないこと、などが大事。
加速する際、必要以上にゆっくりとスタートする人もいますが、
加速時のエンジン回転数は低すぎても高すぎても燃費効率の悪化につながります。
適度にアクセルを踏み込んで、なるべく一定に近い速度で走り続けることが、燃費向上には不可欠。
ある程度しっかりとアクセルを踏むことも必要なのです。

 

あとはアイドリングを短くする、重くなりすぎないよう使わない荷物は降ろす、
タイヤの空気圧を適正に保つ、など、無料でできる燃費対策はいろいろ。
いずれもドライバー自身が気を付けることが重要な方法ですが、すべてを実践すればこれだけでも燃費は確実に改善します。

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